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短編「1985への出発(たびだち)」■また会う日まで…戦争を忘れない。
チャコのまんがレポート仮

■また会う日まで…戦争を忘れない。

夜よさよなら (手塚治虫漫画全集 (325))夜よさよなら (手塚治虫漫画全集 (325))
(1994/02)
手塚 治虫

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<あらすじ>
 終戦後、焼け野原となった日本。そこで親を亡くした戦災孤児
 カズオ、キミコ、テツは貧しくも逞しく生きていた。
 しかしひょんなことから3人は40年後の日本にタイムスリップ
 してしまい、未来の自分に出会うことになったが…?


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8月になると決まってこのまんがを読みたくなるチャコです。
今回紹介するのは、1985年に月刊少年ジャンプで発表された読切作品。
戦災孤児3人は占い師の老人の言葉に従い、未来へと向かう。その世界が気に入らなければ戻ってやりなおせ、という老人を背にやってきた現代(1985年)では戦争をモチーフにした武器のおもちゃが
大流行!

「五人ブッ殺したぞ!」
「あたしなんか十二人殺したわ」

街の子供達の様子を見聞きし、実際に戦争の悲惨さを知っているカズオ達は激怒…
おもちゃ会社に乗り込んだが、なんとその会社の社長と役員は40年後のカズオ達3人だった!

金儲けしたさに兵器を模したおもちゃを売り始めた未来のカズオと過去のカズオとの対決。
「おとなになれば考えもかわるんだ、おとなになればわかるッ」
未来のカズオの叫びを背に、3人は元来た過去へと引き返す…
もうこの未来を引き起こさぬよう、別々の道へと分かれて。

この作品は手塚治虫の戦争物語の中でも特にオススメね。たった31ページの中に、過去を忘れてしまう大人の悲しさや平和になった時代への皮肉がこめられている作品よ。
戦争を経験した手塚先生にとって、1985年(当時の現代)の日本もこんな風に奇妙に映っていたのかもしれないね。

豊かな時代になったけど、人殺しをするゲームやおもちゃが氾濫して子供たちの感覚がおかしくなることへの警笛を、20年以上も前から鳴らしていた手塚先生。
「子どものよろこぶものをつくってあたえる、それがどうして悪いっ」
未来の社長・カズオの一言が胸に痛い。

結局3人は別々に分かれて生きることを選ぶんだけど、アタシは結構この寂しく思えるラストが好きなんだ。40年後、また会う日までさよなら。

せつなくも希望にあふれた最後の1Pがずっと忘れられない。

表題作の「夜よさよなら」もせつない作品なのであわせて読んでみるのもいいかもね!こちらはサボテンのノーチェス(夜、という意味)と少年との交流を描いたまんがです、ちなみに。

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【2008/08/25 02:37 】 | 手塚治虫 | コメント(0) | トラックバック(0)
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